デリー空港ターミナル3にある、Encalmラウンジについてご紹介します。こちらはPriveより設備は劣りますが、プライオリティパスで入場できます。
デリー空港ターミナル3にもう一つある「ENCALM Priveラウンジ」はこちらで記事があります。
ENCALMラウンジ
このラウンジはノーマルENCALMラウンジです。Priveとは異なり、シャワーなどはありませんが、ライブキッチンを備えたフードやバーカウンター、チャイカウンターもあります。私が訪問したときはやや混雑していました。
実はこのときPriveに入れるチケットを手元に持っていたのですが、スタッフの方が「Priveはこちらではないよ」と声をかけてくれました。知っていて入っているのですが、「Priveのほうが空いている、こちらはご覧の通りかなり混んでるよね」とのことでした。
インドでは銀行発行のクレカでもラウンジに入れるため、こういったラウンジは混雑しがちです。
ENCALMラウンジの設備
このラウンジでは軽食、ドリンク、チャイが楽しめます。シャワーやジム、ベッドはありません。混雑気味です。

ラウンジアクセス権
プライオリティパス、インド国内銀行発行のクレジットカード、loungeKey、ダイナースクラブ、銀聯
ビジネスクラス搭乗者はPriveのチケットを渡されるのでおそらく入れません。
ラウンジまで
端的に言うと、保安検査後の免税店を抜けた直後のエスカレーターを登ればあります。以下、画像でご紹介。
免税店を抜けると、広々とした空間が広がっています。ワンフロア上がった右手にラウンジがあります。

ラウンジ前の通路から見た様子です。
グランドフロアの赤矢印が免税店を抜けたところです。上の写真はここから撮影したものです。
赤い矢印に従って1フロア上がり、左側のLounges Aの場所がENCALMラウンジになります。

正面です。ここの受付のお兄さんが親切で、Priveの入場券を持っているのを見てここじゃないよと教えてくれました。

プライオリティパスがあるから中に一瞬入りたいんだと言ったら、笑顔で入れてくれました。その後の対応もよく、気持ちよくラウンジに入ることができました。
ENCALMラウンジ内の様子
このときは12月下旬だったのですが、かなり混雑していました。
中は清潔で、天井がなく開放感があります。ざわざわしていますが、うるさいほどではありませんでした。
内装
内装は基本的にはPriveと同じく明るくきれいな感じでした。

奥にあるのがバーです。手前のカウンターはチャイ。

ラウンジの奥側はこんな感じです。

中のテーブルとは違い、各1人掛けソファにはコンセントが備え付けてあります。充電にももってこいです。こちらの方が食事のカウンターから離れているため、静かに過ごすことができます。
バーカウンター
一通りの飲み物は揃っていそうでした。アルコール、ソフトドリンクも頼めます。

ただ、ご覧のようにかなり人が多いです。ここに割り込んでいきますが、横からインド人もやってきて我先にとバーテンダーに注文していくので、気を強く持つ必要があります。
チャイ
さすがインド、チャイ用のカウンターもあります。

この日はマサラチャイだったようです。奥には浸す用のクッキーも。
フード
ライブキッチンと島テーブルに分かれています。インド料理がメインです。



こちらはライブキッチンその1です。ここはバーガーを作ってくれるようです。

こちらはオムレツです。

コーヒーマシン、水もありますよ。

隣接するENCALM SPAは有料でした
このENCALMラウンジを出た隣にはENCALM SPAというスパがあります。

お値段は2000~10000ルピーくらいでマッサージなどが受けられます。空港にあるのですが、市内の日本人向けのスパよりやや高額な程度のお値段でした。空港内のお酒がぼったくり価格なことを考えると、ここは良心的だと思います。
受付の人に、「自分は隣のENCALMラウンジに入れるんだけど、ここでサービスはあるか?」と聞いたところ、ここはPay onlyとのことでサービズはしていないとのことでした。残念(当然ですね)。
さいごに
このラウンジは非ビジネス・ステータスなしでもプライオリティパスなどの会員であれば入場することができます。そのへんのフードコートやゲート前で待つよりは、軽い食事が取れて充電もできるので快適かと思います。
多少混雑しているのが難点ですが、無料で入れるのでおすすめです。座席は内側よりは外の通路に近い座席を取ることをおすすめします。混雑やうるささ具合が多少マシです。私もステータスを取る前は毎回こちらを利用していました。
いろいろ書いてきましたが、本記事が参考になれば幸いです。
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