【搭乗記】2024年 ウズベキスタン航空 デリー-タシケント エコノミークラス

搭乗記

ウズベキスタン航空のエコノミークラスに搭乗し、デリーからタシケントまで行ってきました。

この区間は2~3時間のフライトですので、短距離になると思います。

この記事では、フライトやタシケント空港について書きました。

復路はほとんど書くことがなかったので、往復まとめて1記事にまとめました。ご高覧ください。

フライトまとめ

搭乗便:ウズベキスタン航空HY422(デリー→タシケント)、HY421(タシケント→デリー)

搭乗日:2024年

路線:デリー↔タシケント

搭乗クラス・座席:エコノミークラス

機材:B787-8 Dreamliner

総評:★★★☆☆
エコノミークラスでしたが、機体は新しく清潔で快適なフライトでした。食事も日本人の口に合うほうだと思います。

食事:★★★☆☆
チキンと豆が日本人の口に合う味付けで個人的には好みでした。

機内設備:★★★☆☆
全く期待していなかったので、逆にきれいな機材で感動しました。短時間のフライトだったため、トイレには行っていません。

機内スタッフ:★★★☆☆
可もなく不可もなく、といった感じでした。欧州便で聞くような差別はなく、エコノミー客に対しても飲み物をきちんと聞いてくれる丁寧さがありました。

フライト予約

ウェブサイトから直接予約

ウズベキスタン航空便の予約は公式サイトから直接おこないました。エクスペディアやスカイスキャナーでも予約できるようですが、直接予約するよりも割高でした。ただし、日本円で予約できるというメリットがあります。

ちなみに、Google Flightでは便は出てくるのですが値段は表示されないようです。

ウズベキスタン航空公式サイトでの支払い通貨は、ウズベキスタンスム、USドル、ルーブルです。私はクレジットカードのドル払いにしました。

検索中に価格が上がった?

ただ、何回も検索しているとフライトの価格が上がってしまいました。このときは同時に見ている人がちょうど安価なチケットを取ってしまったのかと思ったのですが、予約後にブラウザをプライベートモードにして再検索したところ安価なままのチケットを提示してきました。購入を促すためのプログラムが組まれているのだと思いました(ほんとにそうなっているかは不明ですが…)。

座席指定

数日前に座席指定をしました。すみません、あまり記憶がありません。予約時は追加料金がかかった気がしますが、直前にウェブサイトに入ると前方など特別な席以外は座席指定ができたと記憶しています。

往路

まずはデリー発の便から紹介します。

チェックイン

6:35のフライトですので、4時前には空港に到着しました。自宅を出るのはさらに前になりますので、かなり眠いです。

ウズベキスタン航空のカウンターはKでした。


搭乗2時間半前でしたが、エコノミークラスのカウンターは意外と混んでいました。写真では見えませんが…。

列に並んで30分程かかりチェックインが完了しました。こちらがチケットになります。

シンプルでわかりやすい搭乗券です。ボーディングは出発1時間前でした。

搭乗

搭乗口は24Aでした。

ゲートから飛行機が見えます。ここで、思ったよりきれいだと思いました。水色の機体もウズベキスタンらしさがあり気持ちが高まります。


私が搭乗開始したのは5:50でした。

機体前方には大きく書かれたUZBEKISTANの文字があります。

水色、白、緑の3色。国旗カラーで塗装されています。


機内設備

機内と座席

あまり多く写真が撮れませんでした。

まずは機内広報から見たエコノミークラスの座席です。そもそもの機内が古臭さがなく、とてもきれいでした。

ただ、搭乗直後から中央アジアを感じるウェルカムミュージックが流れており、「マダカイヤ~♪マダカイヤ~♪」という歌が流れていて少し感動しました。これが異国の航空会社か、と。

ANA/JAL機に登場したときに流れている音楽のウズベキスタン版になるのでしょうか。現地の人が聞いたら安心するのかなとぼんやり考えていました。

ただ、機内は満席ではなかったので乗客はインド人らしく好き勝手な席に座って移動を繰り返していました。ここはまだインド…。

続いて機内エンタメです。私はあまり機内で映画などを見ず、ルートマップを見ることが多いので触っていません。JALのデリー便と同じディスプレイではないでしょうか?USBがさせるタイプです。タッチの感度も普通でした。

フライト時間は3時間ですが、午前2時に移動を開始しているため機内エンタメを楽しむ余裕もなく寝ること間違いなしです。

シートはJAL便と同じ質感、座席ピッチはJALより若干狭さを感じました。ただ、長距離路線ではないため頻繁に席を立つわけでもないので全く許容範囲可でした。

なお、ほとんど寝ていたのでトイレには入りませんでした。

機内食

離陸から40分程度で機内食が運ばれてきました。まずは水を配り、その後機内食という流れでした。

インド時間で7:10です。朝食の時間ですので、オムレツとじゃがいも、チキンがメインでした。これに加えてパンとマフィンです。

オムレツはややスパイスが効いているような味ですが、インド感は少なかったです。じゃがいもやチキンはあっさりした塩味でとても食べやすかったです。チキンは若干ぱさついていました。許容範囲です。

このあとすぐ寝ました。


到着

フライト中にルートを見てみました。こう見るとウズベキスタンはデリーから近いですね。ヒマラヤ山脈を避けて飛ぶので最短距離で飛ばないようです。日本インド便と同じですね。

さて、タシケント空港に着陸しました。空港内にはUTairという航空会社の機材が停まっていました。ロシアの会社のようです。


降機しました。タラップから降ります。

空港の入口の近いところに止めてくれたようです。飛んできた機体を間近で見られます。自撮りをする人がチラホラいました。

空気がきれいで気温もちょうどよかったです。


ウズベキスタンへ入国!

入国

上記写真の後ろ側が空港の建物の入口になります。

ここから中に入るとすぐに入国審査になります。写真は禁止でしたのでありません。

ウズベキスタン入国には日本人はビザは不要です。

入国審査官が、私が日本人だとわかるとキメツ(鬼滅)を知っているか!と聞いてきました。こんなところまで広がってるんですね。日本人には良いように思ってくれているようでした。

入国後、入国審査を後ろから撮ったのがこちらになります。

端には両替所、さらにATMとトイレもあります。


両替

上の写真の通り、入国審査の端には両替所とATM、トイレがあります。

両替は当時はこのようなレートでした。日本円でも両替できるようですが、レートはよくありません。

私はとなりのATMでキャッシングをしました。インドで作った銀行(HDFC)のカードですが、問題なく使えました。


入国後

入国後はターンテーブルで荷物を回収します。中央アジアを謳っていますね。


SIMカードを契約したいので、カウンターに行きます。

空港内にはこのように複数のSIM会社が入っています。辺鄙なところにいかなければ、どこでも良いと思います。

契約自体はパスポートを見せてクレジットカードで支払いをして終了です。開通のSMSを受け取るのに若干手間取りましたが、スムーズでした。英語が通じます。

空港内はこれだけしかなく、レストランは見当たりませんでした。あとは出るだけになります。

空港から出るとこの様になっています。中央アジアっぽさがあります。

このあと、後戻りができない侵入防止ゲートを抜けて晴れて自由に移動できるようになります。

そこではタクシーの客引きがかなり多かったですが、私はYandexGoというUberのような配車アプリを入れていますのでボッタクリにあわずにすみました。なお、ウズベキスタンでの都市内移動はほぼ全てこのYandexGoで済ませました。ウズベキスタンはタクシーが非常に安いです。

復路

ここからはタシケント発の便の紹介になります。

空港到着

フライトが夜だったこともあってか、同じ場所とは思えません。また、エコノミークラスとビジネスクラスは入場ゲートが異なるようです。

手荷物検査を受け、本当にここか?というところを進みます。


空港っぽい明るさで清潔そうですが、手前のトタンの壁が安っぽさを演出しています。工事中だと思います、多分。首都の空港ですし…。

中に入るとすぐにX線の荷物検査を受けて入場できます。

建物の中は明るくとても清潔でした。


チェックイン

チェックインカウンターです。結構人が多かったです。

この写真の左側、待機列の途中にもカウンターがあり、そこでEチケットとパスポートを見せました。

すると紙切れを一枚渡されました。カウンターでの業務軽減のためでしょうか…?

結構長く待ちまして、チェックインでした。

チェックインカウンターでは特に何も言われることなくスムーズに手続きが完了しました。


出国

出国はカウンターをみて左手側からです。顔認証の自動改札のようなもので認証を行いました。しかしそこにいた係員が何もわかっておらず、足跡マークがある場所に立ったら「近すぎるから下がれ!」と言ってきました。

「ディスプレイの顔の輪郭線に対して遠すぎる、足跡マークもここにある」と言っても聞いてもらえず。ここで10分以上無駄にしました。いままでどうしてたんだろう?

それをなんとか通過しまして、テーブルに一人座っている係員がパスポートと搭乗券にハンコを押してくれました。

国際空港でこれは今までで最悪のオペレーションでした。



待合~搭乗

搭乗券にある通り、ゲートはB5でした。事前情報では、ゲートの付近にお酒など買い物できる場所があると思い期待していたのですが、タシケント空港は2~3個のゲートを一単位として仕切りがあり、移動できないようになっているようです。

したがってB5ゲートからはお店のあるゲートへは移動することができませんでした。

B5ゲートにあるのは待合場所と小さなカフェのみでした。

デリー便に行く人が全員ここに入り、さらにお店はここ一つしかありません。もちろんこの店にはアルコールはなく、水のボトルとコーヒー系飲料のみでした。食事はパンだけです。

また、搭乗ゲートがどこだかイマイチわかりにくく、列を見てここなのかと判断しました。


この時点で夜の1時、かなり眠いです。

さて、搭乗です。小さなカウンターで搭乗券を見せて進みます。

機体は行きと同じB787です。


座席も同じです。ディプレイがちゃんと動く…!

デリー行きは2時間のフライト、かなり短いです。


機内食

2時間のフライトですがそれでも機内食はきちんとでます。

今回もほぼ後ろの座席だからか、機内食の選択肢はありませんでした。

チキンと豆、パンとサラダです。

チキンはパサパサしておらず、意外と美味しいですね。豆も味付けは変にスパイスが効いているわけではなく優しい味付けでした。サラダは食べていません。


さいごに

デリーに着いて降機の際、羽が修理のあとでいっぱいだったので大丈夫か不安になりましたが、B787は主翼の塗装が剥げる問題があるみたいですね。ANAでも問題になったとか。

デリーータシケント便は時間帯があまり良くないので移動が短いとはいえ疲労がたまります。機内食や機体(の内装)は私が経験した限りは満足の行くものでした。

ウズベキスタン料理は日本人の口に合いますし(プロフは好き嫌いあると思いますが)、物価も安く治安も良いのでおすすめの観光地です。

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